1.これまでの私 ~20代 女性 事務~
私は学生時代からファッションが大好きで、将来はアパレル業界で働きたいと思っていました。
しかし、就職活動ではなかなか希望する企業に内定がもらえず、結局は一般的な事務職に就くことになりました。
事務職としては悪くない環境でしたが、やりがいや楽しさを感じることは少なく、毎日ルーティンワークに追われていました。
仕事の後はショッピングや雑誌を見てファッションの情報をチェックすることが唯一の楽しみでした。
でも、それだけでは満足できず、自分の夢を諦めたことに後悔や不安を感じるようになりました。
2.転職のきっかけ
転職のきっかけは、ある日インターネットで見つけた転職サイトの広告でした。
そのサイトでは、アパレル業界に特化した転職支援サービスを提供していて、事務職からアパレルへのキャリアチェンジも可能だと書いてありました。
私は興味を持って登録してみることにしました。
するとすぐに専属のコンサルタントから連絡があり、電話やメールで相談に乗ってくれました。コンサルタントは私の経歴や希望や不安を丁寧に聞いてくれて、アパレル業界の情報や求人情報を紹介してくれました。
私は初めてアパレル業界への転職が現実的な選択肢になったと感じました。
3.転職活動中
コンサルタントの紹介で、私は数社のアパレル企業に応募しました。
面接では、事務職からアパレルへの転職理由やファッションへの情熱や知識をアピールしました。
しかし、実際のアパレル業界の経験がないことや、事務スキル以外のスキルが不足していることがネックになり、どの企業からも不採用通知を受け取りました。
私は落胆しましたが、コンサルタントは励ましてくれて、他の転職エージェントにも相談することを勧めてくれました。
私はそのアドバイスに従って、他の2社の転職エージェントにも登録しました。そうすると、さらに多くの求人情報や面接機会が得られるようになりました。
私は3社の転職エージェントからそれぞれフィードバックやアドバイスをもらいながら、転職活動を続けました。
4.転職後
約半年間の転職活動の末、私はやっとアパレル企業の一つから内定をもらうことができました。
その企業は、若い女性向けのカジュアルブランドを展開している会社で、私が好きなファッションスタイルに近かったです。
内定をもらった職種は、店舗での販売員でした。
想定年収は、事務職よりも少し低かったですが、将来的には店長やバイヤーなどに昇進するチャンスがあると聞きました。
私は喜んで内定を受け入れました。
転職後、私は店舗での研修を受けました。
研修では、商品知識や接客スキルや販売戦略などを学びました。最初は慣れないことも多くて大変でしたが、先輩や同僚や上司が優しく教えてくれたり助けてくれたりしました。
私は仕事に慣れていくうちに、お客様とコミュニケーションを取ったり、自分の好きな服を紹介したりすることが楽しくなってきました。
仕事にやりがいや楽しさを感じるようになりました。
5.その後 ~どうなったか~
転職してから5年間が経ちました。
私は今でも同じアパレル企業で働いています。転職後の1年目は、販売員として店舗で働きました。
その間に、商品知識や接客スキルや販売戦略を身につけるとともに、お客様のニーズやトレンドに敏感になるように努めました。
転職後の2年目には、店長候補として店舗運営や人材育成などの業務にも携わるようになりました。
その際には、先輩の店長から多くのことを学びました。
転職後の3年目には、正式に店長に昇進しました。
店長としては、売上目標の達成やスタッフの管理や教育などの責任が増えましたが、それだけではなく、自分の店舗のコンセプトや方針を考えたり実行したりすることができるようになりました。
転職後の4年目には、バイヤー候補として本社での研修を受けました。
研修では、商品企画や仕入れやマーケティングなどを学びました。その後、バイヤーとして海外への出張も経験しました。海外では、最新のファッション情報や素材やデザインなどを見て触って感じることができました。
転職後の5年目には、バイヤーとして本格的に活動するようになりました。
バイヤーとしては、自分のブランドのターゲット層やコンセプトに合った商品を選んだり提案したりすることができるようになりました。
私は今、アパレル業界で働いていて本当に幸せです。
事務職からアパレルへの転職は大きな挑戦でしたが、その甲斐がありました。(さなえさん 20代 女性 東京都）
