1.これまでの私 ~40代前半 男性 事務~
私は40代前半の独身です。
四大卒で、就職氷河期世代と呼ばれる世代です。
今の会社では一般事務・営業事務系の仕事をしていますが、正直言ってやりがいもなく、給料も安いです。
年収は350万円から390万円くらいで、昇給もほとんどありません。
ただ、残業はなく、有休も取りやすく、年間休日も120日以上あるので、比較的ホワイトな職場環境ではあります。
実家暮らしで、貯金も少しあるので、生活に困ることはありませんが、将来的にはもっと自分のやりたいことや得意なことを活かせる仕事がしたいと思っています。
しかし、40代で事務職から転職するのは難しいという現実もあります。
私は以前にも一度転職したことがありますが、その時は最初に就職した会社が超劣悪な雇用条件で、福利厚生も何もない会社だったので、条件を重視して探しました。
その時に利用した転職サイトやエージェントは、正社員で探していると言っているのに、紹介予定派遣の仕事を紹介されたり、断ったら担当者に怒られたりするようなところばかりでした。
今回はそういう目に遭いたくないし、自分のスキルや経験を評価してくれるような仕事が見つかるか不安でした。
そこで、ネットで色々調べてみました。
40代で転職する際におすすめの転職サイトやエージェントはどこなのか、どんなポイントに注意すべきなのか、どんな準備をすべきなのかなどを知りたかったからです。
すると、私と同じような悩みを持つ人が多くいることや、それぞれのサイトやエージェントの特徴や評判を紹介する記事や口コミがたくさん見つかりました。
中でも気になったのは、「40代の転職に強い転職エージェントランキング」というサイトでした。
このサイトでは、40代の転職におけるメリットやデメリット、成功するためのコツや注意点、そして40代におすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介していました。
私はこのサイトを参考にして、自分に合いそうな転職エージェントに登録してみることにしました。
2.転職のきっかけ
私が転職を考え始めたのは、今年の春に会社から発表された事務所移転の計画がきっかけでした。
今の会社は東京23区内にありますが、移転先は千葉県の某市になるということでした。
その市は私の実家からは電車で2時間以上かかる場所で、通勤するには無理があります。
引っ越すことも考えましたが、家賃や生活費が高くなることや、実家を離れることに抵抗がありました。
また、今の会社には長く勤めている同僚や友人もいて、仕事以外の面でも楽しく過ごしていました。
そんな環境を捨ててまで、移転先で同じような仕事を続けるのは嫌だと思いました。
そこで、私は退職も視野に入れて、他の仕事を探すことにしました。
しかし、40代で事務職から転職するのは簡単ではありません。
私は自分のスキルや経験を活かせる仕事がしたいと思っていましたが、それが何なのかもよく分かりませんでした。
また、年収や福利厚生などの条件も大切ですが、それだけではなく、自分に合った職場環境や人間関係も求めていました。
そんな理想的な仕事を見つけるためには、どうすればいいのか悩みました。
3.転職活動中
私はインターネットで調べた「40代の転職に強い転職エージェントランキング」というサイトを参考にして、自分に合いそうな転職エージェントに登録しました。
その中でも特に印象に残ったのは、「40代専門」、「キャリアコンサルタント」、「ミドルエージェント」という3つのエージェントでした。
「40代専門」は、40代の転職市場に精通した専門家がサポートしてくれるということでした。
「キャリアコンサルタント」は、自分の強みや適性を分析してくれて、キャリアプランを立ててくれるということでした。
「ミドルエージェント」は、40代以上のミドル層に特化した求人情報を提供してくれるということです。
私はこれらのエージェントに登録して、それぞれの担当者と面談しました。
面談では、私の経歴や希望条件、志望動機などを詳しく聞かれました。
また、自分のスキルや経験をアピールする方法や、履歴書や職務経歴書の書き方なども教えてもらいました。
担当者たちはみな親切で丁寧で、私の悩みや不安にも寄り添ってくれました。
特に、「キャリアコンサルタント」の担当者は、私が本当にやりたいことや得意なことを見つけるために、色々な質問をしてくれました。
その結果、私は自分のキャリアビジョンを明確にすることができました。
私は、自分の持つ事務スキルやコミュニケーション能力を活かして、人の役に立つ仕事がしたいと思いました。
具体的には、社会貢献性の高い業界や団体で、事務管理や広報などの仕事ができれば理想的だと思いました。
そんな私に、「ミドルエージェント」の担当者が紹介してくれたのが、NPO法人での事務職の求人でした。
NPO法人とは、非営利で公益的な活動を行う団体のことで、社会問題の解決に取り組んでいます。
この求人は、NPO法人の事務局長として、事務管理や広報活動、資金調達などを担当するというものでした。
年収は400万円以上で、福利厚生も充実していました。また、職場は東京23区内にあり、通勤時間も30分以内でした。
私はこの求人に興味を持ち、応募することにしました。
4.転職後
私はNPO法人の事務局長として採用されました。
面接では、私の事務スキルやコミュニケーション能力、社会貢献への意欲などを評価してくれました。
また、NPO法人の理念や活動内容にも共感できました。
NPO法人の名前は「子どもの未来を支える会（仮称）」といって、子どもの貧困や虐待などの問題に取り組んでいる団体でした。
私は子どもが好きで、彼らの幸せを願っていました。そんな団体で働けることに喜びを感じました。
転職後の仕事は、想像以上にやりがいがありました。
事務管理や広報活動、資金調達などは、私の得意な分野でしたが、それだけではなく、子どもたちと直接関わる機会もありました。
例えば、子どもたちに食事や学習支援を提供する施設を訪問したり、子どもたちの声を聞くイベントを開催したりしました。
子どもたちの笑顔や感謝の言葉に触れると、自分の仕事が社会に役立っていると実感できました。
また、職場の人たちとも仲良くなりました。
同僚や上司はみな熱心で優しく、私を温かく迎えてくれました。私は彼らから多くのことを学びました。
転職後の年収は420万円でした。
前職よりも30万円ほど増えましたが、それ以上に満足感や充実感が増しました。
福利厚生もしっかりしていて、健康保険や厚生年金、雇用保険などに加入できました。
また、有給休暇も取りやすく、年間休日も100日以上ありました。
残業は少なく、プライベートの時間も確保できました。
5.その後 ~どうなったか~
私は転職してから2年が経ちました。
その間に、私は仕事で多くの成果を上げることができました。
例えば、広報活動では、NPO法人の活動内容や成果をウェブサイトやSNSで発信し、多くの人に知ってもらうことができました。
また、資金調達では、企業や個人からの寄付金を増やすことができました。
さらに、事務管理では、効率的な業務フローやルールを作り、職場環境を改善することができました。
これらのことはすべて、子どもたちへのサービス向上につながりました。
私は仕事で得られた経験をベースに、更に先の将来を考えるようになりました。
私は今後もNPO法人で働き続けたいと思っていますが、それだけではなく、自分自身も成長したいと思っています。
そこで、私はNPO法人関連の資格やスキルを取得するために、勉強を始めました。
NPO法人の経営や運営に関する知識や、社会問題の分析や解決に関する方法論などを学びました。
また、英語や中国語などの外国語も勉強しました。
これらのことは、NPO法人の国際的な連携や協力に役立つと思いました。
私は転職してから、自分の人生が大きく変わったと感じています。
私は自分の仕事に誇りと喜びを持っています。
私は自分の仕事が社会に貢献していると信じています。
私は自分の仕事で多くの人と出会い、関わり、学びました。
今の仕事で自分自身を成長させることができたと考えています。
私は転職してよかったと思っています。(40代 氷河期のアラフォーさん 男性 東京都）
