SEからWEB制作に転職した女性の体験談

年代別の悩み

1.これまでの私 ~27歳 女性 SE~

私は小学生の頃からパソコンが大好きで、将来はプログラマーになりたいと思っていました。

中学生の時には自分でホームページを作ったり、高校生の時にはゲーム制作に挑戦したりしました。

大学では情報工学を専攻し、基本情報技術者試験やオラクル関連の資格も取得しました。

卒業後は大手IT企業に入社し、開発部門に配属されました。

私は夢が叶ったと思い、仕事に熱心に取り組みました。

入社してから4年間、私は同じ保守案件に携わっています。

最初はプログラマーとしてソースコードを書いたり、テストを行ったりしていましたが
徐々にチームの調整役も担うようになりました。

PLやPMと顧客との間で要件定義や進捗管理を行ったり派遣社員や新人の教育やフォローを行ったりしました。

仕事量は多くて忙しかったですが、自分のスキルや責任感が向上していると感じていました。

しかし、仕事に対する満足感と引き換えに私はプライベートな時間や自由を失っていくことに気づきました。

保守案件なので障害が発生するとすぐに対応しなければならず、休日出勤や残業は当たり前でした。

コロナ禍で在宅勤務が増えたことで、休日も自宅待機を命じられるようになりました。

外出も制限され、彼氏とデートすることもままなりませんでした。

上司からの評価も低く、昇級もできませんでした。

PLは顧客要望にYESしか言わず、私に無理難題を押し付けてきました。

周りのメンバーも仕事第一で、私の不満や苦労を理解してくれませんでした。

私は会社に行きたくなくなり、精神的に病んでいきました。

私は転職を考えるようになりました。

今の仕事では自分の人生を楽しめないと思ったからです。

年収は300万円程度で、それほど高くはありませんでしたが、それよりも自分の時間や幸せを優先したいと思いました。

SE自体は嫌いではなく、今の案件もワークライフバランスが取れれば、転職など考えないと思います。

しかし、現状はそうはいきません。

別の職種や業界にも興味があります。

応用情報技術者試験の勉強もしていますが、モチベーションは上がりませんでした。

 

2.転職のきっかけ

私は転職のきっかけを彼氏に相談しました。

彼氏は私と同じIT企業に勤めていて、私よりも年上で経験豊富なSEでした。

彼は私の仕事の状況を知っていて、私に同情し、私に転職を勧めてくれました。

彼は自分も以前に転職したことがあって、その時に利用した転職エージェントを紹介してくれました。

そのエージェントがとても親切で、自分に合った求人を紹介してくれたと言っていました。

私にもそのエージェントに相談してみるように勧めてきました。

私は彼の言葉に背中を押されて、そのエージェントに連絡してみることにしました。

エージェントは電話で私の現状や希望を聞いてくれました。

そして、私のスキルや経験を高く評価してくれ、私に合った求人をいくつか紹介してくれました。

エージェントは私がSEとして働き続けたいか、それとも別の職種や業界に挑戦したいか、それぞれのメリットやデメリットを教えてくれました。

エージェントは私に自分のやりたいことや目標を明確にするようにアドバイスしてくれました。

私はエージェントの話を聞いて、自分が本当に何をしたいのか考えるようになりました。

 

3.転職活動中

転職活動を始めエージェントから紹介された求人の中から、自分に合いそうなものを選んで応募しました。

応募した求人はSEとして働けるものと、別の職種や業界に挑戦できるものと半々くらいでした。

私はまだ自分が何をしたいか決めかねていたので、色々な可能性を探ってみたかったのです。

面接を受けるたびに、エージェントに感想や質問を伝えました。

エージェントは私にフィードバックやアドバイスをくれました。

私の志望度や適性を見極めるように助言し、私に自信を持つように励ましてくれました

私は彼氏にも転職活動のことを相談しました。

彼氏は私の面接の準備や履歴書の添削を手伝ってくれ、面接の結果や感想を聞いてくれました。

私の悩みや不安に寄り添ってくれたことが力になりました。

私は転職活動を通して

自分が何を求めているか

何が自分に合っているか

少しずつ見えてきました。

 

4.転職後

私はエージェントから紹介された、中小企業のWEB制作会社に転職することができました。

SEとしてWEBサイトやアプリの開発に携わっています。

年収は前職よりも少し下がり280万円程で満足しています。

私は新しい職場での仕事に楽しさを感じています。

仕事内容は前職と似ていますが、開発するものや使う技術が違っています。

私は新しいことに挑戦するのが好きなので、勉強することが多くて嬉しいです。

仕事のスピードも早くて、常に新鮮な気持ちで仕事ができています。

今の、新しい職場での人間関係にも満足しています。

上司や同僚はみんな優しくて、私に気を使ってくれます。

上司は私の意見や希望を尊重してくれて、無理な仕事を押し付けたりしません。

同僚は私の質問や相談に応じてくれて、一緒に仕事を進めたり助け合ったりします。

職場の雰囲気は和やかで、コミュニケーションも活発です。

私は新しい職場でのワークライフバランスにも満足しています。

仕事は基本的に定時で終わります。

残業や休日出勤はほとんどありません。

障害が発生しても対応するのは専門のチームで、私は関与しません。

休日も自由に外出できます。

在宅勤務も可能です。

私は転職してよかったと思っています

自分の時間や幸せを取り戻したと感じています。

 

5.その後、どうなったか

転職してから3年が経ちました。

1年目はWEB制作会社の仕事に慣れることに専念しました。

前職とは違う技術やツールを使って、WEBサイトやアプリの開発を行いました。
例えば、WordPressやReactなどのフレームワークを使って、コーディングやデザインをしました。

また、AWSやFirebaseなどのクラウドサービスを使って、サーバーやデータベースの管理をしました。

新しいことを学ぶのが楽しくて、自分で勉強したり同僚に教えてもらったりしました。

自分のスキルや知識を広げることができました。

2年目は自分の担当する案件の規模や難易度が増えました。

大手企業や有名ブランドのWEBサイトやアプリの開発に携わりました。

例えば、ECサイトやSNSアプリなどの複雑な機能やデザインを実装しました。

また、セキュリティやパフォーマンスなどの品質にも気を配りました。

私は自分の責任感やプロ意識を高めることができました。

3年目は自分の役割や立場が変わりました。

チームリーダーやプロジェクトマネージャーとして、案件の進行やメンバーの管理を行うようになりました。

顧客との打ち合わせや要件定義を行ったり、スケジュールや予算の管理を行ったりしました。

また、新人や派遣社員の教育やフォローも行いました。

私は自分のリーダーシップやコミュニケーション能力を向上させることができました。

私は転職してから幸せになりました

 

仕事もプライベートも充実しています。

彼とも結婚しました。

彼は私の仕事に理解があり応援してくれます。

もちろん仕事の話や趣味の話など色々なことを共有することがモチベアップに繋がりました。

これからもWEB制作会社で働き続けたいと思っています。

私はWEB制作が好きで、自分の作ったものが世に出ることに喜びを感じています。

今後も新しい技術やトレンドに挑戦して、自分のスキルや知識を更新していきたいです。

私は将来的には自分で会社を起業したり、フリーランスとして活動したりすることも考えています。

転職してから夢が広がりました。(美央さん 31歳 愛知県)

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